阪神・球児 9日・広島3連戦から復帰 緊急降板から1週間…開幕へ前進
腰の張りを訴えていた阪神・藤川球児投手(39)が、9日からの練習試合・広島3連戦(マツダ)で実戦復帰する方針であることが8日、明らかになった。金村投手コーチが甲子園での投手指名練習後に球団広報を通じて取材に応じ、「球児は広島で投げる予定です」と明言した。
藤川は3日の練習試合・広島戦(甲子園)に2番手で登板。五回からマウンドに上がると、投球中に異変が起き、表情をゆがめて緊急降板していた。4日は大事を取って、室内練習場で別メニュー調整。5日は甲子園で遠投などを行った。
7日にブルペンでの投球練習を再開し、投球をチェックした矢野監督は「全然、投げられる状態。(3日の登板は)あそこでやめといて良かったという感じでは回復しているので。その状態は見たいかな、というところかな」と実戦登板に支障がないことを強調した。
開幕前のアクシデントとなったが、信頼は不変。「多少、違和感が出たというところではむちゃくちゃ、無理させるわけにはいかない。でも、気持ちの中では抑えは球児と決めているのでね、そこは変わりないです」。負傷が再発しない限りは、開幕から守護神を託す。
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