“球界最年長”阪神・福留 打って、走って元気 盗塁トライは「確認作業」

 球界最年長のベテランがハッスルプレーを見せた。阪神の福留孝介外野手(43)が26日、甲子園での集合練習でシート打撃を行い、2打席に立った。

 1打席目は、能見から中安打。2打席目は、谷川を相手に四球を選び出塁。その後、盗塁を試みる積極的なプレーを見せた。結果はアウトになったものの、元気いっぱいの動きだ。

 福留は球団広報の取材に対し、「まあ盗塁は今の自分の状況がどういう状況かという自分の中での確認作業なので」と至って冷静だ。

 自身の動きについて「今、自分のできることをしっかりと現状はできていると思う」と万全の状態をアピールした。

 25日に開幕日が6月19日に決定。「プロ野球が先陣を切って開幕するということになれば、しっかりした覚悟、意識を持ってやっていかなければいけないと思う」。開幕日が決まったことを喜びながらも、気を引き締めた。

 ファンに向けて「無観客であっても、自分たちのしっかりできることを見てくださっている方々に応援してもらえるように全力で取り組むだけです」とメッセージ。43歳の大ベテランは、全力プレーをファンに届ける準備を進めている。

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