阪神・矢野監督「当たり前がそうでなくなった」甲子園練習で実感
4月15日から自主練習を行っていた阪神が19日から甲子園、鳴尾浜で午前・投手、午後・野手の「分離練習」を開始。矢野燿大監督(51)が、甲子園での練習を視察した。
阪神はチーム内に新型コロナウイルス感染者が出た3月下旬から活動を休止。4月15日から自主練習を開始したが、監督、コーチ陣の視察は基本的に禁止されていた。
約2カ月ぶりとなるチーム合流に「楽しかったです。みんなの顔を見られて良かったなと思います」と矢野監督。ユニホーム姿にマスク着用した姿での視察となったが「久々の甲子園の土、芝、こういう感触を味わえたっていうのも、あらためてすごくいい球場で練習できているなと感じましたし。なんか…今までこれが当たり前だったのがそういう状況でなくなったっていうのはあらためて感じました」と“日常”のありがたみをかみしめた。
「みんなホント楽しそうで元気だったので、僕自身もすごくうれしかったですし。やっぱりみんなでこうやって野球をやりたいなっていう気持ちがさらに強くなりました」と着実に前進している状況を喜んだ。