阪神・福留 開幕後の大暴れを子供たちに約束「すごく飢えています」
阪神・福留孝介外野手(43)が5日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じ、前日4日に発表された緊急事態宣言の延長を受けて心境を語った。甲子園での自主練習が継続となる中、開幕後の大爆発をファンに約束。また、先月26日に43歳となったベテランは、「こどもの日」にステイホームを続ける子供たちへ、長寿の秘けつを明かした。
緊急事態宣言延長の発表から一夜明け、福留がメッセージを発信した。ゴールデンウイークにステイホームを続けるファン、子供たちへ。いま一度我慢を呼びかけるとともに、開幕後の大暴れを約束した。
「ファンの方も野球に飢えているところはあると思いますけど、選手もみんなで野球をやりたいとすごく飢えています。お互いが今の状況を考えて、我慢するしかない。(開幕したら)野球をできるという喜びをグラウンドの中で表現できたらいいなと思います」
ちょうど1年前、福留は「こどもの日」のヒーローだった。セ・リーグ通算5万号となるサヨナラアーチ。「あれから1年か、早いなあ。本当であれば、今日もゲームができていたのかなと思う」。満員の甲子園でプレーするはずが、コロナ禍によって開幕はいまだ不透明。自主練習の継続も決まった。それでも先月26日に43歳となった球界最年長は「野球ができる喜びを持って、シーズンを過ごせたらいい」と前を向く。
幼少期から大好きな野球一筋で生きてきた。野球がつらい、野球を辞めたいと思ったことは一度もないという。好きこそものの上手なれ-。継続は力なり-。これが福留が明かす長寿の秘けつだ。
「長く続けるというのはすごく忍耐力がいることだけど、本当に好きでやりたいことであれば、ずっと我慢できるし、続けられると思う。何か一つの物事を続けるということは、好きでやりたいということが大前提じゃないかなと思います」
自主練習でも明確なテーマを持って、汗を流している。「形を気にする時もあれば、しっかりと体を大きく使ってやったりとか」。先が見えない中でも大ベテランは不動心。ずっと子供たちの憧れであり続ける。
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