阪神・岩貞 緊急事態宣言延期も前向き「準備期間ができたと思って」

 阪神・岩貞祐太投手(28)が4日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じた。新型コロナウイルスの終息の兆しが見えず、緊急事態宣言が延期される方向となったが、左腕は前向きに捉えた。

 「もちろん野球をやりたい気持ちはやまやまなんですけども、命が第一というか、命が一番大切なので仕方がない。コロナを無くしていく以外方法はないので、また、切り替えて1カ月準備期間ができたと思ってプラスに捉えてやっていきたいと思います」

 いつ実戦が来てもいいように、調整に取り組んでいる。ブルペンには週1~2回入り、トレーニングも1月や2月時に行ってきた調整法を継続させている。「いつ始まっても良いようにその実戦感覚さえ戻ればという体の状態にはしときたい」。先発、中継ぎと両方の起用法があり得るだけに、万全な状態を作っていく。

 この日はノースロー調整で室内でのトレーニングに励んだ。

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