阪神・高橋、拙守重なり5失点…7Kも反省しきり「もっと慎重にいかないと」

 「練習試合、DeNA5-9阪神」(24日、横浜スタジアム)

 約1カ月後のシーズン開幕へ阪神・高橋が再出発した。2月22日・中日とのオープン戦以来となる1軍マウンドは4回6安打5失点(自責0)。計7三振を奪うなど健在ぶりを示したが、降板後は反省しきりだった。

 「打たれたところは簡単に…。四回で安打を打たれたので。投げ切れていないボールはたくさんあった。(二回は)初球を打たれたのでもっと慎重にいかないといけなかった」

 課題に挙げたのが初球の入り方。二回は梶谷、オースティンに痛打を浴びた。大量失点には味方の拙守も重なったが、左腕は責任を背負い込んだ。

 今季は西勇に続くローテの柱として期待されるだけに矢野監督の要求も高くなる。「特別良かったということもない。普通かな」と評価は厳しめ。左腕は「(開幕が)延期された分、ローテーションもまた争っていかないといけない立場。投げられたことは良かったけど、信用はない」と最後まで険しい表情で話した。課題を克服し、期待に応えていく。

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