阪神・ガンケル、開幕ローテ黄信号 7失点KO…矢野監督「これが続くようでは」

 「2軍練習試合、オリックス8-1阪神」(19日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)

 まさかの2戦連続の大乱調で、開幕ローテ入りに暗雲が立ちこめた。阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)が2軍練習試合・オリックス戦に先発。しかし、予定していた4イニングを投げきることができず、3回2/3を11安打2死球7失点で無念の途中降板となった。

 初回から大きく乱れた。先頭の紅林を投ゴロに打ち取ったが、続く根本に左前打、太田には死球を与え、いきなり1死一、二塁のピンチ。そこから、さらに6連続安打を浴び、一挙5点を失った。「自分の中で抑えられると思った球をファウルにされたり、すくい上げられた」と二回以降もかみ合わず、修正できなかった。

 キャンプ中から安定した投球で存在感を示していた助っ人右腕。開幕ローテは当確と思われていたが、7日・日本ハム戦に続き、不安要素が残った。視察した矢野監督も「これが続くようではローテーションに入ってくるのは厳しくなる」と険しい表情で球場を後にした。

 「1球目からしっかりと厳しいボールを投げていかないといけない」と課題を口にしたガンケル。再び指揮官の信頼を取り戻すため、開幕まで急ピッチで修正していく。

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