阪神・ガンケル7失点も信頼揺るがない 矢野監督、勝負球の精度向上求める
「オープン戦、阪神1-12日本ハム」(7日、甲子園球場)
キャンプから積み上げてきた信頼は揺るがない。予定の5回を投げ切ることができず、4回8安打7失点のKO降板。不安を残す結果にも、ガンケルは「学ぶという意味ではいい機会だった」と前を向く。開幕を前に、修正点が明確になった。
初回、1死一、二塁。中田に初球を狙われ、中前適時打で先制点を失った。ここから大田、横尾、宇佐見と4連打で4失点。3人にはいずれも、追い込んでから決め球を痛打されるなど、不安を残す投球内容にもなった。
制球力に定評がある投手。単調になれば流れが止まらない。矢野監督は「そんなに心配はしてない」と前置きした上で、「内角の球をどう使うかが、右左に関係なく大事になる」と指摘し、勝負球の精度向上を求めた。
二回にも中田に3ランを浴びたが、「ゾーンから外すようにした」という三、四回は修正。解禁したカットボールも好感触だ。順当なら次回は14日のオリックス戦に登板予定。開幕前最後のマウンドで、万全の状態に整えたい。
関連ニュース




