阪神・坂本 先制2ラン&適時打!正捕手奪取へ課題の打力で強烈アピール

 2回、2ランを放った坂本はサイレントトリートメントに困惑?の表情
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 「オープン戦、中日2-6阪神」(22日、北谷公園野球場)

 課題の打力で強烈にアピールした。阪神は二回2死一塁。1ボールからの2球目、左腕ロメロの直球を捉えた打球は放物線を描いて左翼席に飛び込んだ。2020年オープン戦のチーム1号となる先制2ランは、坂本が放った。

 三回2死一、二塁では山井から中前適時打。2安打3打点の活躍に「いっぱい練習したことを(試合の)一打席の少ないスイングでいかに出せるか。そこに懸けて、このキャンプは練習してきた。どちらの打席もしっかり振れた」と自身の成果にうなずいた。

 キャッチング技術を評価したダルビッシュから、バッテリーを組みたいと指名されるほどの守備力が長所だ。この日は開幕投手を務める西勇と会話を重ねながら、同一リーグの中日打線を相手に配球を組み立てた。一回2死一塁で迎えたビシエドには全球変化球で見逃し三振に仕留めた。

 「監督やコーチが『誠志郎(坂本)、いけるんと違うか』と悩むような結果を出し続けることが僕の今の立場」と自覚する。矢野監督も「去年は一年間、リュウ(梅野)が出る形にはなったけど、どんどん脅かすような存在になっていけるものを十分持っている」と大きな期待を寄せる。

 「もっと欲を出してやりたい」と坂本。控え捕手に甘んじるつもりはない。正捕手奪取へ、2年連続ゴールデングラブ賞の梅野の牙城に果敢に挑む。

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