阪神・梅野 出た!梅ちゃんバズーカ!盗塁練習4/6阻止でスタンド沸かせた

 素早く二塁に送球する梅野
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 「阪神春季キャンプ」(10日、宜野座)

 進化した梅ちゃんバズーカ発動だ。阪神・梅野隆太郎捕手(28)が、11日の日本ハム戦との練習試合(名護)で今年初めて対外試合に出場する。オフから取り組んできた送球においての「間」。日本ハムの野手を相手に成果を確認する。

 今キャンプ初のスチール練習。スタンドを沸かせたのは、梅野から矢のように放たれた二塁送球だった。熊谷、北條らを刺すなど6度企画された盗塁を4度阻止。タイミングがかみ合えば、二塁ベース手前で余裕を持って走者をアウトにした。

 昨季はリーグ2位の盗塁阻止率・370をマーク。「一番は慌てないこと。慌てなくても、タイムやスロー的にはタイミングとしてアウトになる。慌てると(送球に)左右、上下のズレというのが出てきて、勝負の分かれ道になる。確実性を高めるためにも、しっかりタメを作って」と動作を速めるよりも正確なスローイングを求め、試行錯誤している。

 送球以前の捕球にも磨きをかける。室内練習場では、変化球の打撃マシンを相手に捕球練習。「変化球のほうが難しいので、タイミングはどうやったらいいのかイメージしてやっていました」と説明した。

 目指すはチームの優勝のみ。そのためにも、選手会長は進化を続ける。

2023-11-05
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