阪神・高山、志願の1番 8日初実戦「最初の試合で結果出せば乗っていける」

 「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)

 志願の1番で出撃だ。阪神・高山俊外野手(26)が、今季初の対外試合となる8日の中日との練習試合(北谷)に「1番・左翼」でスタメン出場する。今季にかける強い思いと共に、自ら望んだトップバッターで初陣に挑む。

 「純粋に、明日結果がどうなるか分からないですが、自分のやりたいことはここまでやれているので楽しみ。最初の試合で1番になるってことで、最初なんで、いったろうかなと(いう気持ち)」

 気持ちは十分に高まっている。高山自身は詳細を明かさなかったものの、井上打撃コーチがうれしそうにやり取りを振り返った。「何番打ちたいと聞いた時に『1番か3番を打ちたい』と言ってきた。そういう意気込みはいいよね。『特攻隊長でいかせてください』と言っていたから」。前向きな気持ちを買っての起用だ。

 状態はいい。4日に行われたシート打撃では、藤浪の151キロ直球を左中間二塁打とするなど2打数2安打と結果を残した。この日は雨の影響で室内での練習が中心となったものの、フリー打撃などで精力的に振り込んだ。初実戦は楽しみかと問われ、「それが一番ですね」と声を弾ませたところにも充実感がにじむ。

 「最初の試合で結果が出れば、自分自身も乗っていけるだろうし、という感じですね。結果が出るに越したことはないので、結果にこだわって」。高山のバットで幕開けとなる、20年の矢野阪神。どん欲な姿勢が、何とも頼もしい。

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