阪神 新助っ人ボーアがファンの心をわしづかみ 意表を突くバントに大爆笑

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 いきなり喝采を浴びた。新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=が、ファーストスイングでファンの心をわしづかみにした。

 初日を迎えた宜野座の1軍キャンプ。ウオーミングアップを終えた後に始まったベースランニングで魅せた。各選手がバットを持って打席に入り、スイングをして一塁を駆け抜ける中、順番が回ってきたボーアもバットを持って左打席へ。

 来日後の“初スイング”と注目度が高まるなか、なんとボーアはセーフティーバントの構えをして全力疾走で一塁へ。巨体を揺らして駆け抜けると、周囲にいるチームメートも大爆笑。スタンドからは拍手が注がれた。

 来日前の「おにぎり」発言、入団会見での「ジョーク」に続き、前日には「ゲーム」を入れた特注カバン持参で話題になった助っ人。「みんなが楽しみにしているのは足じゃなくてバッティングの方なのかい?」とも語っていた4番候補。言葉通り?に、自慢の足を披露していた。

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