阪神“厳戒”新型コロナウイルス等対策 選手全員マスク着用でファンサービス 注意喚起も
阪神が31日、全体ミーティングを行い、厳戒態勢でのキャンプインを決定した。矢野監督のもと、ファンサービスの充実を図ってきたが、期間中はサインなどを行う際に、選手全員にマスクを着用させることを発表。ファンに向けても異例の呼び掛けを行った。
新型コロナウイルスや、インフルエンザに代表される感染症対策。球団広報が「ファンサービスをする際に、マスクを着用するようにします」と発表した。
東京五輪開催の影響で、開幕は例年より9日早い3月20日のヤクルト戦(神宮)。感染症にかかれば当然、調整にも遅れが生じる。苦渋の決断として「ファンの皆さんも体調が悪い日には、球場にお越しいただくのを控えていただきたい」と、ファンに向けても理解を求めた。
その上で、選手、スタッフらにも対策を徹底させる。全体ミーティングでも、あらためて注意喚起。谷本球団本部長は「(選手に向けて)マスクの着用の励行と、熱があったら部屋から出るなとの注意喚起をしました」と明かした。
いよいよ球春到来。矢野監督は「優勝すると決めている」と、高らかに15年ぶりのリーグ優勝、日本一を宣言した。感染症の予防も徹底し、開幕に向けて万全の準備を進める。
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