木浪が新年の誓い「全試合出場」“原点回帰”トレ…雪上ランで遊撃レギュラー奪取や

 阪神・木浪聖也内野手(25)が8日、全試合出場を新年の誓いに立てた。この日から鳴尾浜で自主トレを開始。年末年始は地元の青森に帰省し、下半身強化を主目的に雪上でのランニングを敢行。勝負の2年目に向けてハードトレを続ける。

 遊撃の定位置奪取を誓う2020年。今オフは結婚を発表し、年末年始の時間も無駄にはしなかった。「ウエートトレもやりましたがまずはランニング。雪の上を走って足腰を鍛えてきました」。故郷の空が木浪の背中を後押しした。

 この冬は「暖冬」と言われ、帰省前は雪が降っていなかったという。だが翌日に積雪20センチほどになり、雪上ランニングの舞台が整った。青森山田高でも取り入れていた、いわば“原点回帰”のトレーニング。プロで1シーズンを戦い、下半身の重要性を痛感した。

 「すべてに置いて強さが必要。もう一回、鍛えようと思いました」。気温は氷点下だったが、日課とした1時間弱のランニングは大自然を生かしたトレーニング。「穴子が特にですけど、青森はなんでも食べ物がおいしい」と地元の食材でも英気を養い、2年目への準備を整えてきた。

 この日もウエートや、室内でのマシン打撃など、精力的に汗を流した。昨季は開幕戦に「1番・遊撃」で出場。113試合に出場したが、レギュラー定着には至らなかった。「昨年と一緒じゃダメなので、超えるための準備をしていく。全試合出場を目指したい」。雪上で鍛えた下半身で、正遊撃手を奪い取る。

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