春季キャンプはサバイバル 矢野監督、競争が「激しくなるのは間違いない」

合同スタッフ会議の席につく矢野監督(中央)ら(撮影・高部洋祐)
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 阪神は8日、西宮市内のホテルで合同スタッフ会議を開き、春季キャンプの日程の確認などを行った。矢野燿大監督(51)は、宜野座のメンバーが過去最大級だった昨年の43人ほどが参加することを示唆し、サバイバルキャンプになることを予告。昨年はなかった1、2軍の入れ替えを行う方針も明かした。

 「(入れ替えを)する気持ちはあるよ。全員が戦力になってくれるに越したことはないしね。逆に沖縄に連れて行っているメンバーで、あんまりよくないっていうことになってくれば、チームのためにも、選手のためにも、と思えば入れ替えることも十分にある。それは常に頭の中にある」

 今年は4番候補としてメジャー通算92本塁打のボーアや、昨季の韓国リーグ打点王・サンズら新外国人が5人加入して、外国人は8人体制となった。そのうち呂彦青以外の外国人7選手が宜野座スタート予定だ。日本人選手は不動のレギュラーが不在のため、今春は助っ人も含めたポジション争いとなる。

 ただ、東京五輪開催に伴い、開幕が例年より9日も早まる。見極める時間が減るため、第1クールから行われることが決定している実戦を見る目もシビアになる。

 「去年も競争と言っていたけど、それが激しくなることは間違いない。実績はこっちももちろん考えていくところになる。逆に実績のない選手は2月1日から勝負は始まる」。約3週間後に迫ったキャンプイン。指揮官は目の色を変えた選手の姿を心待ちにしている。

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