近本“パワーフード”探す!昨季序盤は肉、途中から寿司…今季は?

 阪神の近本光司外野手(25)が7日、真価の問われる2年目へ、自らの能力を最大限発揮させる“パワーフード”を探し出す考えを示した。2年連続の盗塁王、チームの15年ぶりリーグ優勝、日本一を成し遂げるためにも、自身の体に合った食べ物を追い求める。この日は兵庫・西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンドで自主トレを公開した。

 小雨が降る中、近本は凜とした姿勢で走った。古巣・大阪ガスのグラウンド。2年目のジンクスとは言わせない。今シーズンの戦いを見据えながら黙々と汗を流す。結果を残すためにも、自らの力を存分に発揮するための“パワーフード”を見つける。

 「もう一度自分の体のことや食べ物だったりを勉強してみたい。こういう食べ物を取れば体がどういう変化をするのか。野球は技術のスポーツなので、それがどうつながるのか分からないですけど。できるだけ不安材料はなくして、言い訳はつくらないようにしたい」

 無我夢中で駆け抜けた1年目の昨季。142試合に出場し、打率・271、9本塁打、81得点、リーグトップの36盗塁をマークした。その中で6月は打率・179と苦戦。1年間戦い抜く厳しさを経験し、乗り越えるための方法として食事を見直す考えを示した。

 試合前夜の食事面については、すでに実践済みだ。「(シーズンの)最初は肉が一番反応が良かったですけど、途中から肉を食べて次の日が打てなかったという日が続いたので。肉はダメだなと。途中から寿司に変わりました」と明かす。

 食事だけでなく、筋力向上にも励む。オフはウエートトレーニングを中心に行い、現在の体重は1年前より約3キロ増加。「走るだけが野球ではない。打たないと試合に出られない」。今月中には身に付けた筋力を力強いスイングへと変え、キャンプへ臨む考えだ。

 リードオフマンとして期待される今季。初詣で引いたおみくじは大吉だった。「去年はどっしり構えるということを自分の中で心がけていたので、今年は去年と同じようにしっかり自分の考えややりたいことをできるようにしたい」。最強ボディーを手に入れて縦横無尽にグラウンドを駆け回る。

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