ドラ4の遠藤「秋田犬マサル」ぬいぐるみ持参で入寮「秋田のファンを喜ばせたい」
阪神の新人8選手が6日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場に隣接する選手寮「虎風荘」に入寮した。
ドラフト4位の遠藤成内野手=東海大相模=は、地元秋田県のご当地品「秋田犬マサル」のぬいぐるみを持参。フィギュアスケート女子の平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワに、プレゼントされたことでも有名な“お宝”とともに、新生活をスタートさせた。
「秋田県のファンの皆さまを喜ばせたいので、秋田県のぬいぐるみを持ってきました」
入寮を前に、母が「秋田県のことを思って、頑張りなさい」と遠藤にプレゼント。今後は「枕元においておきます」と、肌身離さず新生活を共にしていく。
昨年12月の入団会見では、壇上で「金本さん(前監督)のような、勝負強い打撃ができるように。チームに居なくてはならないようなバッターになります」と宣言。この発言を矢野監督が「遠藤、言い切りよったな。すごいな」と絶賛したことでも話題になった。
遠藤は走攻守、三拍子そろった遊撃手。身体能力が非常に高く、投手としても140キロ台中盤のボールを投げ込む。野球センスあふれる楽しみな好素材で、高校通算45本塁打。「秋田県はお米がおいしい。きりたんぽにハタハタ、しょっつる鍋もPRしたいです」と、地元愛全開でプロでの活躍を誓った。