藤浪 自分探しのドライブin沖縄 科学的アプローチでフォーム分析&改善へ

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が、沖縄・北谷で12月9日から「ドライブラインベースボール」のスタッフを招いて5日間実施される合同トレに参加することが26日、分かった。藤浪はこの日、鳴尾浜を訪れ「自分の動作の確認であったり、自分の特徴を知ることです」と参加目的を説明。自己分析に時間を費やす“自分探しのドライブ”で、復活へのヒントをつかむ。

 米国・シアトルに拠点を置く「ドライブラインベースボール」は、科学的なアプローチによる技術指導を行う。重いボールなどを使用し、全身にセンサーを装着してフォームのデータを取り、理想のフォームを完成させる最先端のトレーニング法。大リーグで5年連続2桁勝利を挙げているレッズのバウアーも拠点としている施設だ。

 同施設のスタッフを沖縄に招き、自費で約50万円を払って参加する5日間の合同トレ。「勉強しに行くという感じ。そこでピッチングも見てくれるでしょうし、それを参考にするかしないかは、自分の判断なので」と自身の感覚と対話していく。

 この日はウエートトレで体を動かした右腕。東京五輪開催の影響で、来季は今季より開幕が9日早まるが「極端に早くすることはない」と例年通りのペースで準備を進める方針だ。

 秋季キャンプでは山本昌臨時コーチ(54)との二人三脚でフォーム固めに注力してきた藤浪。最先端技術を取り入れたトレーニングが、プロ初の未勝利に終わった今季からの復活に、ひと役買うかもしれない。

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