契約更改がスタート 谷川は3年目の来季へ覚悟「自分には時間がない」

 阪神の契約更改が5日、兵庫・西宮市内にある寮施設「虎風荘」で始まった。この日は谷川昌希投手、尾仲祐哉投手、齋藤友貴哉投手、島田海吏外野手、湯浅京己投手、川原陸投手の6選手が更改。

 現状維持の900万円(金額は推定)で更改した谷川は、2年目の今季は4試合の登板。2軍では24試合の登板で4勝1敗、防御率3・24と安定した成績を残したが、1軍定着とはならなかった。

 社会人卒の27歳。来季3年目に懸ける思いは強く、「今シーズンは本当に悔しい思いをした。自分には時間がない。飛躍の年というか、全てにおいて1、2年目よりいいものを出していかないといけない」と、悲壮な覚悟を口にする。

 現在は新球として、フォークを習得中。10月に開催されたフェニックス・リーグでは、直球と同球のみで配球を組み立てるなど、来シーズンに向けて試行錯誤を続ける。

 また、1年目の斎藤は50万ダウンの950万円(金額は推定)で更改。今季、1軍登板は、4月19日の巨人戦1試合に終わっただけに「下がった分、来年は取り返すつもりでやっていく」と前を向いた。1年目は野球に集中するために、妻子は地元・山形に残して寮生活を送った。年内には新居に引っ越し、家族3人で新生活をスタートさせる。「その分、しっかり頑張らないといけない」と決意を新たにしていた。

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