藤浪 リリーフの延長線で先発5イニング「いい形で終われれば」36球ブルペン調整
集大成を見せる。阪神の藤浪晋太郎投手(25)が24日、フェニックス・リーグで最終登板となる26日の韓国・ハンファ戦(SOKKEN)での先発復帰に向け、ブルペンで投球練習を行った。
藤浪が動いた。マウンドから一度離れ、スタッフにスマートフォンを託した。雨音が響き渡る中、直球、カットボールなど全球種を36球。テンポよく投げ込んでいき、終了後は念入りに動画をチェックした。
フェニックス・リーグから、短いイニングでの登板を重ね再出発を図っていた。直球主体での全力投球に「ゲームの入り方だったり、1イニングに対しての捉え方が勉強になった」とうなずく。最後に用意された舞台は、先発で5イニング。新たな経験値を糧に、ラストゲームへと臨む。
平田2軍監督は「感覚と自信を取り戻させる。5回だからって、ペース配分とかはしない」とあくまでリリーフ登板の延長線上であることを強調した。「いい形で終われればと思います」とは藤浪。過去は振り返らず、まっさらなマウンドへと向かう。
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