阪神ドラフト、高校生内野手を指名へ!筆頭は桐蔭学園・森 鳥谷退団後の次世代候補

 阪神が17日のドラフト会議に向けて、高校生内野手を複数リストアップしていることが3日、分かった。候補となるのは桐蔭学園・森敬斗内野手(17)、駿河総合・紅林弘太郎内野手(17)、花咲徳栄・韮沢雄也内野手(18)ら。鳥谷が退団し、大山、北條、木浪らを今後の主力と位置付け、ドラフトでは次世代を担える有望株の獲得を目指す。

 佐々木、奥川など高校生投手が注目を集める今秋ドラフトで、阪神は次世代を担う高校生内野手の獲得も目指していく。

 鳥谷退団後、内野手で最年長となるのは33歳の上本。主力では27歳の糸原に、北條、大山、木浪ら今年25歳を迎える世代が中心的存在となってくる。

 その次世代をにらみ、昨年のドラフトでは2位で小幡を指名。今年も引き続き「高校生内野手」の獲得を目指す方針だ。

 筆頭に挙がるのがパンチ力、俊足、強肩と三拍子そろった森だ。昨秋の関東大会初戦・常総学院戦ではサヨナラ満塁弾を放つなど勝負強さも併せ持つ。大舞台でも今春のセンバツでは初戦の啓新戦で3安打をマーク。9月に韓国で行われたU18W杯では出塁率5割と躍動した。

 韮沢も同大会でチームトップの10安打を放ち、ベストナインにも輝いた。甲子園出場こそない紅林は、身長186センチの恵まれた体格に加え、素早いフィールディングと強肩の持ち主。今春のU18日本代表候補合宿では奥川から二塁打を放ち、注目を集めた。阪神のスカウト陣も夏の静岡大会を熱心にマークする姿が確認されている。

 3人とも遊撃手だが、他の守備位置にも対応が可能。次世代内野陣を形成するべく、将来性豊かな高校生を補強していく。

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