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ドラ1佐々木あるぞ 矢野監督ダントツ評価 163キロ右腕にベタボレ

 阪神が17日のドラフト会議で大船渡・佐々木朗希投手(3年)を1位指名する可能性が2日、浮上した。佐々木がプロ志望届を提出したことを受け、矢野燿大監督(50)は「末恐ろしい伸びしろ」と絶賛した。佐々木側が設けるプロ球団との面談の場にも、球団は出向く予定。最速163キロ右腕の考え方なども把握した上で、ドラフト直前まで1位指名選手を熟考していく。

 “令和の怪物”が虎のユニホームに袖を通す日が来るかもしれない。佐々木がプロ志望を表明したことを受け、阪神も反応。矢野監督はダントツの評価を与えていることを明かした。

 「簡単にああいう素材が出てくるかっていうと、なかなかないと思う。あれだけの上背がありながら、柔軟性もあって。末恐ろしい伸びしろを持ったピッチャーってそんなに(いないから)ね。それがどうなるのかなっていう想像した時には、すごい楽しみが多いピッチャーやと思う」

 まだ細身ながら最速163キロの直球を投げ、多彩な変化球を操る器用さも持つ。指揮官の目には、自分の元で育ててみたい逸材として映っている。「身体のポテンシャルももちろん高いし。いい意味で未完成の部分も多いじゃん。それがある意味、大きな魅力になるんじゃない」と賛辞が止まらなかった。

 今夏、スカウト陣は岩手大会全試合をチェックし、佐々木に熱視線を送ってきた。編成部門のトップ・谷本球団本部長はプロ表明を「プロ野球界としてうれしいこと」と歓迎。今後、佐々木側が設けるプロ球団との面談の場には、スカウトらが出向いて球団の方針を伝え、本人の考え方なども確認する予定だ。

 阪神は9月25日のスカウト会議で、指名候補の約80人を最終リストに載せ、1位指名候補を10数人に絞り込んでいる。佐々木とともに、今夏の甲子園準V右腕の星稜・奥川恭伸投手(3年)や、大学ナンバーワン右腕との呼び声が高い明大・森下暢仁投手(4年)らを残した。

 佐々木に対しては、日本ハムが12球団最速で1位指名を公表済み。ドラフト当日は複数球団による争奪戦は確実な状況だ。阪神の畑山統括スカウトは1位指名選手の決定は「ドラフトの前日か当日になると思う」と話しており、今後は他球団の動向も含めて、ドラフト会議直前まで熟考していく方針だ。

 ただ、矢野監督の意見が反映されれば…。世代トップのスターを、競合覚悟で狙いにいく可能性は十分にある。

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