青柳が大一番で5回無失点の好投「野手の方々に感謝」初の規定投球回到達

 4回、併殺でピンチを脱し、北條(右)とタッチを交わしてベンチへ戻る青柳
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 「阪神-中日」(30日、甲子園球場)

 勝てば逆転でのCS進出が決まる大一番の一戦で、見事に先発の役目を果たした。阪神の青柳晃洋投手(25)が5回無失点の好投。今季の投球回が143回1/3に達し、プロ4年目で初となる規定投球回に到達した。

 初回は四球を出しながらも、二盗を試みた京田を梅野が刺して三振併殺。二回も安打を許して走者を背負いながら、二盗を狙った高橋を再び梅野が刺して三振併殺に取る。三回は三者凡退、四回も1死一、二塁から遊ゴロ併殺と危なげない投球を披露した。

 そして先頭打者を四球で出した五回も遊ゴロ併殺、一塁ファウルフライに打ち取って、五回無失点。自らが規定投球回に達するとともに、チームを勝利に近づける0封でマウンドを降りた青柳は「負けられない試合で0点のまま、後ろにつなぐことができて良かったです。大事なところでしっかりゲッツーを取ることができましたし、守ってくれた野手の方々に感謝です」とコメント。

 阪神は五回までに3点をリード。このまま勝利すれば、2年ぶりのAクラスが確定する。

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