阪神 四回に一挙5点の猛攻 2死走者なしからの6連打で逆転

 5回、勝ち越し2点適時打を放った阪神・大山悠輔はベンチへ向かってガッツポーズを決める
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 「中日-阪神」(14日、ナゴヤドーム)

 阪神が五回、猛虎魂の底力を見せる。2死走者なしからの6連打で一挙5得点。3点ビハインドだった劣勢ムードを振り払い、逆転に成功した。

 3点を追う五回だった。四回までわずか2安打。そしてこの回も、簡単に2死走者なしになった。矢野監督が先発・秋山に代えて、代打を送った。積極的な攻めの姿勢。期待を一身に背負った代打・木浪が大きな反撃の起点となった。

 ここまで抑え込まれていた中日先発・山井から右前へとはじき返すと、劣勢だったムードは一変した。続く1番・近本が中堅頭上を越える適時二塁打で、一走・木浪も一気にホームへ。近本が今季124安打目を放ち、虎の新人コンビ・きなちかが“復活”した。

 さらに北條も適時二塁打で続き、福留が懸命な走りで内野安打をもぎ取った。そしてマルテが4番として、初の適時打を放つ。真ん中に甘く入ったスライダーをはじき返すと、同点とした。

 中日・山井を攻略する電光石火の5連打。中日ベンチも、三ツ間へとスイッチしたが、6番・大山がこの勢いを加速させた。2死二、三塁から、見事変化球を狙い打ち。中前へとはじき返すと、二走・マルテもヘッドスライディングでホームへとかえった。2死からの鮮やか5得点。24イニング無得点と、苦しみ続けた猛虎打線が意地を見せた。

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