連夜の逆転勝ち 八回に集中打で3点差跳ね返す 3カードぶりの勝ち越し

 8回、同点打を放ち、力強くガッツポーズする糸原(撮影・高部洋祐)
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 「阪神6-5広島」(11日、京セラドーム大阪)

 阪神が終盤の逆転劇で3カードぶりの勝ち越しを決めた。

 2-5と3点を追う八回。4番手の今村からマルテ、ソラーテの連打で無死一、二塁とすると、大山が中堅フェンス直撃の2点適時打で1点差に迫った。

 梅野の犠打で1死三塁と好機を広げ、代わったフランスアから糸原が中前へはじき返して同点に追いついた。さらにこの打球が前進してきた中堅・野間の頭上をワンバウンドで越え、カバーに入った左翼・西川のエラーも誘って、糸原は一気に三塁(記録は二塁打)を陥れた。

 ここで打席に入った陽川の当たりは遊ゴロとなったが、代走・植田の好走塁で決勝のホームを陥れた。

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