糸原が同点打 主将の一打でチーム11イニングぶりの得点
「広島-阪神」(3日、マツダスタジアム)
阪神が1点ビハインドの二回、糸原健斗内野手の右前適時打で同点とした。前夜、完封負けしたチームにとって、11イニングぶりの得点になった。
試合は初回、西が菊池に先制ソロを浴び、迎えた二回の攻撃だった。先頭・大山が三ゴロ失策で出塁すると、続く福留が四球を選んで一、二塁。マルテは遊ライナーに倒れたが、続く糸原だった。
2-2から内寄りに甘く入ったチェンジアップをフルスイング。鋭い打球が一、二塁間を抜け、大山が同点のホームを踏んだ。
3試合ぶりの安打で、4試合ぶりの打点をマーク。負けられない一戦で、主将が意地を見せた。
なおも、1死一、二塁。梅野が遊撃への内野安打を放ち満塁とチャンスを拡大した。しかし、続く西は二ゴロに打ち取られて4-6-3の併殺。一気に勝ち越すことはできなかった。
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