岩崎が1死満塁のピンチ脱出 虎党が大歓声
「巨人-阪神」(27日、東京ドーム)
阪神の岩崎優投手(28)が八回から登板し、勝ち越しのピンチを無失点で切り抜けた。
同点の八回、先頭の大城を中飛に仕留めたが、岡本に四球を与えて続く炭谷、代打・石川に連打を浴びて1死満塁のピンチ。ここで立岡を一邪飛に打ち取って2死を奪った左腕が、本領を発揮した。
2死満塁から若林を2球で2ストライクに追い込んだが、3球連続ボールとなってフルカウント。球場全体が固唾(かたず)をのんで見守る中、ファウルで2球粘られ、8球目の144キロストレートで空振り三振。若林のバットが空を切ると、クールな左腕がマウンドでほえ、左翼スタンドからは大歓声がわき起こった。
先発の西が粘りの投球で試合を作り、六回から継投に入った阪神。六回は浜地、七回はジョンソンが無失点でリレーをつなぎ、敵地で接戦を続けている。
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