虎党ため息… 1イニング4三振の屈辱、反撃のチャンス生かせず

 5回、空振り三振に倒れる糸原(撮影・田中太一)
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 「DeNA4-0阪神」(2日、横浜スタジアム)

 阪神が五回、DeNA先発の上茶谷に1イニング4三振を奪われて反撃の好機を生かせなかった。

 1点ビハインドの五回、先頭の梅野が中前打で出塁。続く、高山、木浪は空振り三振に倒れたものの、西が左前打でつないだ。

 2死一、二塁。好機で打席を迎えた近本は低めの変化球で空振り三振となったものの、これが捕手・伊藤光のパスボールとなる、振り逃げで満塁に。

 しかし、続く糸原はカウント2-2からの5球目、132キロチェンジアップに空振り三振を喫した。この回4つの三振を奪われて反撃とはならず。スタンドの虎党からもため息がもれた。

 阪神の1イニング4三振は2016年5月24日のヤクルト戦以来、3年ぶり6度目の屈辱となった。

 好機を逃したチームは結局6安打完封負けで4連敗。借金2となり、4月30日以来、2カ月ぶりにBクラスに転落した。打線は今季ワーストの22イニング連続無得点と沈黙している。

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