メッセ3勝目 打撃陣に感謝 復帰の原口に「自分も元気をもらっている」

 「交流戦、ロッテ3-11阪神」(4日、ZOZOマリンスタジアム)

 女房役の大きな大きな一発。阪神・メッセンジャーはハイタッチで出迎えた後、“でかした!”とばかりに梅野のお尻をポンとたたいた。

 同点の五回に飛び出した援護弾で再びギアが入る。「直球が悪くなかったからね。配球の中で割合を増やしたんだ」。直後のイニングを三者凡退に仕留め、勝ち投手の権利を得ると、続く六回もゼロで抑え、6回3失点でマウンドを降りた。

 中9日と間隔をあけ、2年連続の交流戦“開幕投手”を任された。前回登板、5月25日のDeNA戦では5回2/3、135球を投じて6安打6失点。自己ワーストの8四球で死球も1つと荒れた。17年シーズン以来となる3連敗中だっただけに、大きな1勝となった。

 「3点も取ってくれたのに、自分のせいで追いつかれてしまった。再び勝ち越してくれたからね」。打撃陣に感謝したメッセンジャーは、原口への賛辞を並べた。「自分も元気をもらっている。あの場面で回ってきて打つんだからね」と首を振ると、日本語で「スバラシイバッターネ!」と言って何度もうなずいた。

 最悪とも言える前回登板から立て直しての今季3勝目は、日本通算98勝目。目標に掲げる大台へ向けて、腕を振り続ける。

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