阪神・原口文仁が負傷交代 平田2軍監督も「心配だよなぁ」

5回、死球で1塁に出たが、その後大事をとって途中交代となった原口=蒲郡球場
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 「ウエスタン・リーグ、中日-阪神」(26日、蒲郡球場)

 大腸がんから完全復活を目指す、阪神の原口文仁捕手(27)が死球で負傷交代した。

 この日の試合は、「5番・捕手」で先発出場。1点リードした五回だった。中日先発・垣越の134キロ直球が、右膝の内側に直撃した。打席で険しい表情を見せたが、なんとか耐えて一塁へ。それでも次打者のフルカウントからスタートを切った際に走るのが難しい様子になり、再びトレーナーが駆けつけた上で交代した。

 試合後に、平田2軍監督も「原口が心配だよなぁ…」ともらし、トレーナーは「大事をとって(交代)ですね」と説明。病院へ行く予定はなく、今後は状態を見ながらの出場になりそうだ。

 この日は先発・秋山と同級生バッテリーを組んだ。初回には味方のミスも絡み、無死二、三塁のピンチも背負ったが、相手のクリーンアップを抑え無失点に。息のあった配球で投手を支えた。打撃では1打席目は中飛だった。蒲郡に駆けつけた観衆からは、「頑張れ、頑張れ」とエールが送られていた。原口の軽傷を祈るばかりだ。

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