“第3捕手”は中谷 矢野監督方針…当面は梅野&坂本の捕手2人体制で

 阪神の矢野燿大監督(50)が15日、当面は捕手2人体制で臨む方針を明かした。1人でも多く状態がいい選手をベンチ入りさせ、起用の選択肢を増やしていく。

 セ・リーグ5球団との対戦を終え、6勝9敗。チーム防御率4・60はリーグワーストで、同打率・226はリーグ5位と苦しい状況が続く。指揮官は状態を好転させるために、日替わり打線を組むなど試行錯誤を続けている。

 選択の幅を広げるために、一般的に3人がベンチ入りする捕手も、左足薬指を骨折している梅野と坂本の2人臨む。「やっぱり使える選手を置いておきたい。リュウ(梅野)も痛みがある中で、やるっていう姿を見せてくれているしね」。緊急時には捕手経験がある中谷を“第3捕手”として起用する方針。常識にはとらわれず、あらゆる手段で白星をもぎ取っていく。

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