矢野監督【一問一答】大山の4番は「あした動かすことはないと思う」

 「巨人6-3阪神」(3日、東京ドーム)

 阪神が巨人に敗れて3連敗。今季初のカード負け越しとなった。試合後、矢野監督は、4打数無安打で不振の大山悠輔内野手について、4日の巨人戦で4番から動かすことには否定的だった。一問一答は下記の通り。

 -先発・青柳は立ち上がりから彼らしい投球を見せた。

 「そうやね。いいボールが行ってたし、調子も良かったと思う」

 -三回は首を振ったり、マウンドを外すなど捕手と呼吸も合わなかったか。

 「いろいろピンチになると考えることもあるやろうし、なかなか自分のリズムで投げにくい場面ではあると思うけど」

 -丸に3ランを浴びた1球も低めだった。

 「うーん、まあね。決めにいってるボールやからね…。(丸が)あれを打つということも、なんて言うかな…。さすがっていう部分はあるにしても、勝負にいってるところやから。もっと厳しくいけたと思うし。もったいないというか。いろいろ話すことはあるから、その都度話していければ」

 -打線は終盤に反発力を見せた。

 「でも、(七回に)2点取られてからというところで、結果的にはどうしても遅いなというのはもちろんあるし。ポン(上本)とか、マサヒロ(中谷)とか、代打陣が打ったというのはプラスだと思う。先に出てる人は、その前に『何とかするぞ』というのが一番だよね」

 -1番にはドラフト3位・木浪を外して北條を起用した。

 「外したっていうか…。北條とすごい力の差があるのかって言われたらね。『勝つためにどうするか』ということと、『選手のためにどうなるか』ということを考えてやっているだけのことだから。それ以上はない」

 -大山はらしくない打撃があった。

 「誰がどう見てもね、そういうふうにも見えちゃう部分はもちろんあると思うし。でも、乗り越えていかなアカン部分やと思うし。前向いてやっていくしかないと思う」

 -大山の4番は動かしにくいか。

 「あした動かすことはないと思う。一日一日、状況もいろんなことも変わっていく中で、どうなるかはまだ分からんけど」

 -左足の骨折の疑いでチームドクターの診察を受ける梅野の今後については。

 「いろんなことを含めて、残れる可能性を探しながら、どうかやね。俺らも(診断を聞かないと)分からない部分でもある」

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