ドラ1近本が初回のピンチ救う 本塁好返球でヤクルトの先制阻止

試合前、共に体を動かす阪神・近本光司(左)と阪神・木浪聖也=京セラドーム(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-ヤクルト」(29日、京セラドーム大阪)

 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)が初回、いきなりビッグプレーでチームのピンチを救った。

 この回、先発のメッセンジャーが連打を許し、無死一、二塁のピンチを迎えた。ここで山田の打球が中前に。二走・坂口が三塁を回ると、中堅・近本がバックホーム。ショートバウンドの返球を、捕手・梅野もがっちりと好捕。

 坂口が左手で滑り込み、球審・山本貴は一度、セーフの判定。それでもホームに触れていなかったようで、梅野が再びタッチにいくと、アウトのコールが宣告された。

 ベースカバーに入ったメッセンジャーも大喜び。気を取り直した右腕は、続くバレンティンを遊ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱した。ドラフト3位の木浪(ホンダ)とともに、47年ぶりに新人2人が開幕オーダーに名を連ねた黄金ルーキー。まずは守備のビッグプレーでチームを救った。

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