ガルシアVS西 26日紅白戦実戦デビューでいきなり対決

 フリー打撃に登板したガルシア
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 「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)

 注目の新戦力2人が、いきなり実戦で“対決”する可能性が高まった。阪神が紅白戦を26日に、新たに設定することが決定。その一戦でオネルキ・ガルシア投手(29)=前中日、西勇輝投手(28)=前オリックス=が、移籍後初の実戦を迎える予定であることが19日、明らかになった。メッセンジャーとともに、先発三本柱の期待がかかる左右の両輪が、同時に“虎デビュー”を果たす。

 『阪神のガルシア』、『阪神の西』が“同日デビュー”を飾る。昨季、中日の勝ち頭となる13勝を挙げたガルシア、そしてオリックスの勝ち頭10勝の西。阪神が先発の柱としての期待をかけて獲得した、左右のエース候補が26日に新たに設定された紅白戦で初めて実戦を迎える予定だ。

 ガルシアは19日に打撃投手を務め、今キャンプで初めて打者と対戦。防球ネットを置かずに、捕手を務めた岡崎がサインを出す形で投じた。まず打席に入ったのは、目下売り出し中のドラフト3位・木浪だ。いきなり初球のストレートをセンター返しされたものの、続く植田も含めてその後はほとんどがゴロとファウルという“らしい”投球。結局、打者2人に27球で、ボールが9球。ヒット性の当たりは1本だけに抑えてみせた。

 「全球種一通り投げたけど、捕る方も動くボールというのを頭に入れておかないと、と思いましたね」と岡崎。また、スライダーで空振りを取られた植田は「変化球もそうですけど、真っすぐが速いし、動いていましたね」。ともに“動く直球”を特徴に挙げた。矢野監督も「持ち味が出てたよね。打球が上がっていないもんね。頼もしいし、計算ができる」と満足げだ。

 一方、この日はブルペンに入らず軽めのメニューだった西は、きょう20日に打撃投手を務める。こちらも21日の広島との練習試合、23日にヤクルト、24日に中日と対するオープン戦と、同じセ・リーグ相手の実戦では登板せず、26日の紅白戦で実戦デビューを迎える予定になっている。

 昨季の阪神で勝ち頭となる11勝を挙げたメッセンジャー、そして2球団の最多勝投手。この三本柱が期待通りの活躍を見せれば、最下位に終わった昨季からの大躍進はもちろんんのこと、14年ぶりの頂点奪取も夢ではない。

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