大山 侍メンバー入りに気合十分“東京五輪候補”たちから技術盗む!
日本野球機構(NPB)は18日、3月9、10日に行われるメキシコとの強化試合(京セラドーム大阪)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー28人を発表した。
阪神から唯一の選出となった大山が、気合十分で意気込んだ。各球団から“東京五輪候補”たちが招集された今強化試合。見て、聞いて、感じて-。球界トップクラスの技術などを盗みまくる。
「他球団の一流選手と一緒に野球ができる貴重な時間。一つ二つではなくて、すべてを吸収して、今後の野球人生に生かせればいいかなと思います」
トップチームに選出されたのは、自身2度目。昨年も同時期の豪州戦で初招集されたが、2試合で4打数無安打に終わった。「すごく楽しみというか不安もありますけど、勉強できる機会になる。一生懸命頑張りたい」。周囲から学ぶだけでなく、メキシコとの強化試合で、侍“初安打”も目標の一つになる。
翌年に迫った東京五輪へ、アピールの場ともなるが「まだ早いです」と即答。浮かれることなく足元を見つめる。「先のことを見るのではなく、まずは目の前のことをしっかりやりたい」。新生矢野阪神の4番候補として期待がかかる今季、日の丸の舞台で得た知識と経験を糧にする。