糸原 見え見えアピール 一番目立つメイングラウンドで一人志願の早出特守

 メイン球場で一人で特守を受ける糸原
3枚

 「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)

 主将の自覚が、自らを突き動かしている。阪神の糸原健斗内野手(26)がメイングラウンドでの早出特守を一人で行い、二塁のレギュラー死守へ猛アピールした。

 キャンプ2日目、糸原は志願の早出。午前7時50分出発の第1便で球場入りした。前日の段階で場所はメイン、サブ、室内と3つの選択肢があった中、最も目立つメイングラウンドをチョイスした経緯がある。「今年の目標が、エラー1桁なので、そのためにしっかり練習して。あしたも特守頑張ります」と気合十分だ。

 矢野監督も「別に見え見えのアピールでも全然いい。それはある意味で自覚でもあると思うのよ。健斗(糸原)がキャプテンになってチームを引っ張っていくというね」と新たなチームリーダーの行動に目を細めた。

 特打では、打撃投手を務めた福留と対戦。“新旧キャプテン対決”の2打席目には、初球をセンターへはじき返し「ヨッシャー」と叫んだ。「ありがたいことなので、感謝して打ちました。100点満点のボールがきていました」と先輩の心遣いに頭を下げながら「簡単に料理されました」と苦笑い。重責を背負った背番号33の背中が、たくましさを増していく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス