ジョンソン 来日後初ブルペン 投球後に矢野監督とグータッチ

 「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)

 阪神に新加入したピアース・ジョンソン投手(27)=前ジャイアンツ=が、来日後初めてブルペンに入った。外国人選手のキャンプ2日目からブルペン入りは比較的早く、早くも日本式のキャンプに対応して見せた形。捕手を立たせたまま14球を投げると、さらに座らせて34球。カーブ、スライダーと変化球も投げるなど、調整の早さを感じさせた。

 やや三塁側のプレートを踏み、セットポジションから左足を大きく上げる投球フォーム。高低、内外と数センチ単位で捕手の構える位置を指定し、コントロール良く投げ分けて見せた。

 188センチの長身から投げ下ろされる、平均150キロを超えるストレートに加え、緩急の利いたカーブが武器。17年には3Aですべてリリーフとして43試合に登板し、54回1/3で74個と、奪三振率の高さをマークしている。

 投球後には、捕手の後方から見守っていた矢野燿大監督とも会話し、最後には笑顔でグータッチするなど、順調な調整をうかがわせる。指揮官も守護神候補の1人として名前を挙げる新助っ人。前評判通りの活躍を残せば、強力なブルペン陣の層にも厚みが増す。リリーフの一角として期待されるPJが、好スタートを切っている。

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