【糸原インタビュー2】今年も勝負ですし、来年も勝負!勝利に貢献していく

 阪神・糸原健斗内野手(26)が新主将として迎える2019年シーズンへ向け、強い決意を語った。フルイニング出場、打率3割、2年連続の球宴出場と掲げる目標をクリアし、一流への道を歩んでいく覚悟を示した。真のレギュラーへ猪突(ちょとつ)猛進の勢いで進化を遂げていく。以下はインタビューその2。

  ◇  ◇

 -1番打者として今季もチームをけん引していく。

 「1番打者に対するこだわりは特になく、試合に出られればチームの代表として出ているので、貢献できることだけを意識してやっています。昨年は1番でしたけど、今年になったら何番を任されるのか分からない。その打順に応じた仕事をやっていきたいと思います」

 -1年間仕事を全うするためには体の土台作りも必要。

 「1年前も年末年始は広島のアスリートに行ったりして、ウエートトレーニングはシーズン中も続けてきました。ケガすることなく戦い抜けましたし、今年も継続して取り組んでいきます」

 -プロ4年目となる2020年には東京五輪が控える。

 「全然そういうのは意識していません。まずはチームのために。まだまだそんな選手ではないので。結果を残してから見えてくるものだと思います」

 -今年の成績も重要になる。

 「まだ1年間、全試合に出場しただけなので。今年も来年も継続して安定した結果を出せるのがレギュラーだと思います。今年も勝負ですし、来年も勝負だと思っているので、1年1年結果を出すことを考えてやっていきます」

 -1年1年で目標を立てながら。

 「目標は絶対に持ってシーズンに臨むようにしています。一昨年ケガをしたのでケガをしないことを目標にやっていました。ケガしなかったことで全試合に出られたので、目標設定をクリアできました。今年はフルイニングというのを目標としてやっていきます」

 -チームとしては最下位からの巻き返しとなる。

 「最下位でしたけど、最下位より下はないので。悔しい思いをしたので今年はその悔しさをぶつけて優勝を目指してやっていきたいです」

 -主将就任1年目となる。

 「キャプテンだから何かしないといけないというのは特に考えていません。矢野監督からもまずは自分のことをやるようにと言われているので。まずは自分のことをしっかりやってチームの勝ちに貢献していきます」

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