秋山、完全復活へ向け3度目のブルペン投球「上げていく」
右膝のクリーニング手術を受け、リハビリ中の阪神・秋山拓巳投手(27)が21日、鳴尾浜で術後3度目となるブルペン投球を行った。完全復活へ向け、着実に前へと進んでいる。
甲高い捕球音がブルペンに響いた。10球の立ち投げで患部の状態を確認。その後、捕手を座らせて直球のみの22球を投げ、力強い球を続けた。「(状態を)上げていくだけ」。順調に復帰過程を進んでいることへの手応えを口にした。
復帰への階段を一歩ずつ上がってきている。まだ全力ではないが、ジョギングで体を温めると、ダッシュも問題なくこなした。
リハビリ期間で投球を続けているということもあり、例年よりも肩を作るペースは速い。今後は状態を見極めながら、春季キャンプへ向けて調整を進めていく構えだ。
開幕ローテは小野や望月、才木らの若手投手に加え、西とガルシアも新戦力となった激戦区。争いを制するためにも、右腕は慎重に歩んでいく。
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