大山が「ファン感」で“ホームラン王” 藤浪とのガチンコ対決制す

 阪神の「ファン感謝デー 2018」で行われた主砲候補が集うホームラン競争。参加6選手の中で、見事優勝したのは、大山悠輔内野手(23)だった。

 一人6スイングのルールの中で予選を行い、ポイント上位2人が決勝に進出する。外野後方の「Joshin」の看板を超えたら1ポイント、本塁打を放ったら3ポイント、バックスクリーンへの本塁打なら5ポイントだ。参加したのは、原口・江越・藤浪・中谷・大山、そして前年度チャンピオンの高山の6選手だった。投手の藤浪は予選は金属バットを使用した。

 予選の結果、藤浪と大山が決勝進出。同級生対決に、「フェアでいこう」と藤浪も木製バットに持ち替えて臨んだ。すると先行の大山が1本のポール際への柵越えを放ち、そのまま逃げ切り。藤浪はいい当たりを連発するも、最後まで柵越えはなかった。

 真剣勝負で沸かせた2人には、惜しみない拍手が送られた。今季は昨季よりも多い11本塁打を放ち、プロ入り初めての2桁本塁打をマーク。それでも本拠地でのアーチは、わずか4本だった。

 「スタンドに入れられてよかったです。甲子園で打つホームランは全然違う。甲子園で打てるように頑張ります」

 駆けつけたファンの前で誓いを立てた大山。ファン感MVPにも選ばれ、笑顔を見せた。

 ◆予選の結果

 1原口…0ポイント

 2江越…0ポイント

 3藤浪…7ポイント

 4中谷…2ポイント

 5大山…5ポイント

 6高山…3ポイント

 ◆決勝の結果

 先行・大山…4ポイント

 後攻・藤浪…0ポイント

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