阪神・藤浪が2軍戦で3回1失点 金本監督視察の中で好投 1軍復帰へ

 「ウエスタン、阪神-オリックス」(11日、鳴尾浜球場)

 2軍再調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(24)が、先発で3回を投げ、無四球3安打1失点。金本監督も視察に訪れる中、4奪三振、最速154キロの力感ある投球で、16日・DeNA戦(横浜)での1軍復帰が、決定的になってきた。

 試合は初回、先頭の西浦に一、二塁間を抜かれると、1死を挟んで小島に左中間を破られ、先制点を失った。「荒れた球はなかったけど、逆球が多かった」と、反省したのは左打者に対する投球。それでも続くマレーロを3球で三振に仕留めるなど、後続を断つと二回以降は安定した投球で役目を終えた。

 中4日で16日・DeNA戦登板を見据え、3回を投げ、無四球49球で降板。指揮官は失点後の投球を評価し「落ち着いていた?そうね。けん制もできとったしね」と話した。順当なら、7月26日の広島戦(甲子園)以来、約1カ月半ぶりの1軍マウンドになる。藤浪は「課題もたくさんあるし、もっともっとやりたいことはたくさんあります。でも、やってきたことは間違いではない。もし呼ばれたら、1軍で投げるからには、しっかり投げたい」と前を向く。

 終盤は最大20連戦の可能性も含め、ハードな日程が予想される。逆転CS、上位進出に向けて、最後のピースとなるべく「キーマン」が、満を持して1軍マウンドに帰ってくる。

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