藤浪「最強の証明してくれた」大阪桐蔭後輩の快挙に花添えた!4回0封、1軍へ前進
「ウエスタン、阪神6-2広島」(21日、マスカットスタジアム)
母校の快挙に花を添えた。中5日で先発した阪神・藤浪晋太郎投手(24)が4回を3安打無失点。最速158キロを2度計測するなど、復調気配を十分に漂わせた。
初回を7球で三者凡退に片付け、二回は先頭のメヒアを、外角153キロ直球で見逃し三振。そこから連打を浴びたが、後続を封じた。三回に先頭の永井に死球を与えたものの、前回登板した15日のソフトバンク戦(筑後)で見られた右打者の背中付近を抜ける球はなかった。
5回7安打5失点の前回登板から修正し、上昇気配。それでも藤浪は「悪くなかったけど、抜群にいい訳ではないので」と謙虚な言葉を並べた。
1軍は26日の巨人戦先発が流動的な状況。4回50球での降板は、そこでの起用を見据えてのものかと思われたが、矢野2軍監督は「元々短いイニングで」と1軍からの指示ではないと説明。続けて「自分と勝負するより、バッターに向かっていけてるところは最近多いから」と着実な前進にうなずいた。
この日は母校・大阪桐蔭が史上初となる2度目の春夏連覇を達成。右腕は広報を通じ「最強世代と呼ばれるプレッシャーの中、最強の証明をしてくれたと思います」とコメント。刺激を得た背番号19が、1軍復帰へ結果を残していく。
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