ロサリオ好調打!5戦連続安打で昇格後の打率・368

 「阪神1-3広島」(24日、甲子園球場)

 敗戦に沈むチームの中、阪神・ロサリオは必死に前を向いた。最後の打席は三塁・上本の好守に阻まれて凡退。4打数1安打に終わったが、いずれも鋭い打球に希望が見える。これで昇格後5戦連続安打。19打数7安打、打率・368と好調が光る。

 「いい感触。自信を持って打席に入ることができている」。納得の表情で振り返ったのは四回の打席だ。1死走者なしから難敵ジョンソンの初球を狙った。120キロカーブをはじき返すと、鋭い打球が左翼線を抜ける。全力で二塁まで進んだ。

 「細かいことは意識せず、ゾーンを意識して。シンプルに考えているよ」。3戦連続で5番に座り、結果の自信が確信に変わる。好球必打で状態は上向きだ。本拠地5連敗と沈むチーム。いまこそ助っ人の活躍が不可欠だ。

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