望月、2年ぶり1軍マウンドで2回無失点 最速155キロ

 「阪神-中日」(3日、甲子園球場)

 今季初昇格を果たした、阪神の望月惇志投手(20)が2回を投げ無安打無失点。5奪三振を奪った。

 八回に4番手として、今季初登板。期待の若虎だけに、虎党が固唾(かたず)を飲んで見守ったが、その初球。制球された153キロの直球が原口のミットに収まると、球場が沸いた。

 2番・京田を左飛に仕留めると、迎えるはこの日猛打賞の平田。この日最速の155キロの直球でファウルを奪うなどカウントを整え、最後は変化球で空振り三振に斬って取った。さらに4番・ビシエドには外角いっぱいの直球で見逃し三振に。三者凡退に抑えると、大きな拍手が起こった。

 さらには九回のマウンドにも続投。5番・工藤&代打・モヤを変化球で空振り三振に斬って取ると、7番・福田を迎えた。1球ごとにどよめきと歓声が起こる。そして3球目。直球で空振り三振に仕留めると、5者連続の三振をマーク。鮮烈な今季初登板となった。

 望月は昨年末に「腰部ヘルニア」の手術を受けていた。地道なリハビリを続け、つかんだ2年ぶりの1軍昇格。2016年10月1日巨人戦以来の登板で、甲子園のマウンドは2度目だった。

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