秋山、ロサリオの投打のヒーローがお立ち台 4勝目の秋山「気持ちで勝った」

ヤクルトに勝利し、阪神・秋山拓巳(右奥)の耳をつかむ!?阪神 ウィリン・ロサリオ=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神2-0ヤクルト」(24日、甲子園球場)

 お立ち台に上がったのは、4勝目を挙げた先発の秋山と、八回決勝タイムリーのロサリオだった。

 8回4安打無失点の秋山は、「立ち上がりからどうなるかなという内容でしたが、ゼロを並べてここに立ててうれしい。何が良かったという球はなかったが、負けないという気持ちではないかな」と振り返った。

 両軍無得点の八回には2本のヒットで1死一、三塁のピンチを招いたが、代打・荒木を三振、続く山田哲を右飛に仕留めて切り抜けた。「何か起きる状況だったが、自分でつくったピンチだったし、ゼロに抑えれば絶対にいいことがあると思って力を出しました。気持ちで勝ったと思います」と胸を張った。

 そして打のヒーロー、ロサリオがその裏、八回の攻撃で2死一、二塁から中堅フェンス直撃の2点適時二塁打。ロサリオは2試合連続のお立ち台に「最高の気分です。みなさんの前でヒットを打てて勝利に貢献できて最高の気分です」と大声援にこたえた。

 3打席凡退の後、4打席目で2試合連続タイムリーは、2死二塁から目の前で福留が申告敬遠で歩かされての一撃。「練習の結果が出て良かった。いい形でいいコンタクトが出来た。この調子を続けて、チームが勝てるような仕事をしていきたい」と静かに闘志を燃やしていた。

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