さすが福留 大声援にも動じず…中日・松坂からマルチ!05年以来の対戦で先制演出

 「中日1-2阪神」(19日、ナゴヤドーム)

 “打倒松坂”の突破口を切り開いたのはキャプテンの一振りだった。「5番・右翼」で先発出場した阪神・福留。同期入団で日本代表でも共に闘った盟友から、チームに勝利を呼び込む快音をナゴヤドームに響かせた。

 「13年前と比較するわけではないけれど、大輔も知っているし、懐かしい感じもある。でも、勝負は勝負だから。連打は難しい中、取れるところで(点が)取れてよかった」

 2005年5月31日以来に対峙(たいじ)した第1打席は、二回無死一塁で迎えた。フルカウントからの6球目、右腕が2度首を振り選択した123キロスライダーに反応。打球は右前へ。スタートを切っていた一走・ロサリオは三塁まで進み、糸原の先制犠飛へと結びついた。

 過去の対戦では8打数無安打に抑え込まれていた相手。しかし、七回にも右前打を放ち3試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 ソフトバンクを退団し、気に掛けていた松坂の行方。中日の入団テストが決まった際には「大輔の投げてるところを見たい。真剣勝負の舞台で見てみたい」と心待ちにしていた。ホーム開幕戦となった6日の試合前には、5分ほど談笑する光景も見られた。

 百戦錬磨のベテランが盟友右腕を攻略。全力でチームをけん引した。

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