大山、第2クールMVP 三塁も初めて守った 金本監督「内容も結果も良かった」

 「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)

 阪神・金本知憲監督(49)が8日、第2クールのMVPに大山悠輔内野手(23)を指名した。7日の紅白戦では3打数3安打の活躍を見せるなど、確かな成長を示す若虎に対し、さらなる期待を込めての選出となった。

 「やっぱり3本、ちゃんと結果をね。逆方向にも打って、ツーストライク後の変化球にも対応して。内容も結果も良かったので、大山ですかね」

 キャンプ初日からのアピールに加え、初実戦となった7日の紅白戦で内容の伴う結果を残した。視察に訪れていた侍ジャパン・稲葉監督にも「大山は僕も推薦して、見てくれということは言いました」とプッシュしたほど。日の丸に見合うだけの成長を見せている。

 打撃だけでなく、挑戦中の二塁守備でも成長を遂げているが、この日は内外野別の守備練習で初めて三塁を守った。久慈内野守備走塁コーチは「そういうこと(実戦での三塁)もあるよ。二遊間もたくさんいるからうまく回していかないと」と話し、今後もバリエーションを試す方向だ。

 大山は「(MVPは)素直にうれしいです。実戦ではいろいろなアピールの仕方があるんで細かい部分からアピールしていきたい。(三塁は)いろいろな準備をしないといけない」と気合。第3クールの11日にはDeNAとの練習試合もあり、さらなるアピールを誓った。

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