金本監督、愛の111本ノック 特守60分藤浪ら虎投を鬼しごき

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 阪神・金本知憲監督(49)が3日、宜野座球場のサブグラウンドで行われていた投手陣の特守を、約1時間に渡ってチェック。自ら137本のトスに加えて111本のノックを打ち、藤浪や岩貞、松田、島本、才木らの強化に励んでいた。

 「気持ちを込めてノックしました(笑)。それ(明るい雰囲気)を求めていったわけじゃないけどね。たまに刺激としてね、違う人のノックでも受けさせようかなと」

 ノックバットを手にサブグラウンドに姿を見せた金本監督は、糸原と植田が取り組む内野ノックではなく、投手陣の特守に向かった。まずはボールを右に左に軽いトスで走らせること137本。選手はこの時点でヘロヘロになっていたが、指揮官の熱血指導はまだ終わらない。

 続けてノック役も務めると、藤浪や岩貞らにノックの嵐だ。甘えさせることなく、厳しい打球を計111本打っていじめ抜いた。それでも、笑顔を見せながら選手をあおるなど、明るい雰囲気での“しごき”となった。

 金本監督は、藤浪がしんどそうだったことを問われて「いや、しんどそうなフリをしてるだけだよ」とニヤリ。藤浪自身は「やってる最中はきつかったです」と振り返ったが、指揮官にとっても選手にとっても濃密で実りある時間となった。

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