阪神・小野、後輩のドラ1馬場に気遣い でも野球はライバル「負けないように」

ファンにサインをする馬場(撮影・田中太一)
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 阪神の小野泰己投手(23)が29日、良き先輩となる意気込みを語った。

 この日は沖縄県宜野座村での先乗り合同自主トレ初日とあって、ルーキーらの表情も緊張から自然とこわばっていた。そんな中、小野はドラフト1位・馬場皐輔投手(22)=仙台大=とキャッチボールやシャトルランなどを共に敢行。「去年、自分がどんな感じでやってきたかっていうのを教えて、馬場のためになればいいかなと思って」。優しい笑顔で、先輩としての一面を見せた。

 また小野はドラ1の後輩右腕について「キャッチボールした感じだと力強い球がきてました。手、痛かったですよ」とニヤリ。それでも直後には「野球のプレーに関しては負けないように」と、表情を引き締めていた。

 1年前の新人時代を振り返り、先輩選手からの声かけがうれしかったと振り返った小野。今度は、自分が後輩へ。2年目を迎える小野が、プロ野球選手になってできた初めての後輩を引っ張っていく。

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