金本監督 新制度「リクエスト」対策徹底へ 春季Cで二遊間、一塁に浸透させる
阪神・金本知憲監督(49)が25日、東京都内のホテルで開かれた12球団監督会議に出席。今季から導入される「リクエスト」への「対策」として、内野陣の併殺の際の意識などを、キャンプから徹底して浸透させていく考えを明かした。
「一番心配なのは二遊間とファーストがしっかりゲッツーの時にベースを踏むか。(映像が)映るから。実際に離れていたらお客さんも見るわけやから。二遊間にはきっちり言っておかないと。ファーストも」
この日は約2時間30分の会議の中で、「リクエスト」に関して細かな説明がなされた。実際に「リクエスト」を使えば甲子園球場にもそのプレーの検証映像が流される。本塁のクロスプレーはもちろんだが、守備側として意識するのは、併殺の際にしっかりとベースを踏んでいるかどうか。そこを徹底させる。
また、金本監督は会議の中で、攻撃側の立場で相手の併殺そのものに「リクエスト」をした場合に関して質問。併殺は2つのプレーとみなされ、制限の2回を一度に消費することも確認した。
「(リクエストの回数は)2回とか、延長に入ったらもう1回とか。そこを慎重に残しておくのか一気にいくのか」。キャンプには審判団も来訪予定。そこでも確認し、来季の勝負どころに向けて準備を整えていく。
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